七五三のご祈祷はどんな手順?
秋も深まってきた11月の中旬にはお子様の年中行事として有名な七五三参りが行われます。
七五三参りは正式には11月15日に行われますが最近は多くの神社で前後の数日間ご祈祷を行ってくれるようになりました。
七五三では神社で健康と成長を願ってご祈祷が行われますがご祈祷の手順について簡単に説明したいと思います。
まずご祈祷をしていただくために神社にて受付をし、初穂料をお支払いします。
この初穂料はご祈祷をお願いする料金で相場としては5000円~10000円くらいと言われています。
最初にお祓いが行われ、お祓いが終わると神前にて一礼をし、祝詞が神職により読まれます。
そしてお子様が健康で元気に育つことがご祈祷されます。
その後巫女の舞があり玉串を捧げて最後に改めて一礼しご祈祷が完了します。
神社により若干の違いはありますが基本的にはこのような手順になります。
七五三でもらう千歳飴について
七五三のご祈祷の手順については先ほど簡単に説明しましたが一連のご祈祷が終わるとお守りと一緒にほとんどの神社で千歳飴が渡されます。
七五三で千歳飴をいただくのは当たり前のことになっていますがなぜ千歳飴が渡されるようになったのでしょうか。
諸説ありますがお子様がすくすくと成長するとともに長寿になることを願って長い棒状の雨が作られるようになったという風に伝えられています。
千歳という言葉はその書き方の通り1000歳まで長生きするという思いが込められています。
また七五三が行われ始めた自裁では砂糖は高級な食材で子供を祝う行事の時には貴重なものを食べさせたいという願いも込められていたと思われます。
当時は今と違って医学も進んでおらず幼少期に亡くなるお子様が多かったことから長寿を願って千歳飴を七五三で渡すようになったのでしょう。
今も昔も子供の健康を名がうことに変わりはないというのがよくわかりますね。