七五三参りで必要な初穂料とは

七五三のご祈祷の手順について

生まれたばかりの時は何も喋れなかった子供たちも成長していくにつれ少しずつ言葉を覚えていきます。
会話がそれなりにできるようになるのが3歳くらいですが3歳・5歳・7歳と成長をお祝い・祈願するのが七五三参りです。

七五三は平安時代から行われている歴史のある伝統行事で3歳では男児・女児とも、5歳は男児、7歳は女児の成長を祝う儀式です。
神社では七五三のご祈祷をしていただけますが、複数人が一緒にご祈祷を受ける神社と一組ずつご祈祷する神社があります。

11月15日が七五三参りの日になっていますが多くの神社では前後の期間にご祈祷を行ってくれます。
ご祈祷の手順は基本的に同じような感じになっています。

最初にお祓いをし、次に神前に一礼、宮司さんにより祝詞が読まれます(この祝詞は神様がお子様を守護し健康に育つためのお祈りです)。
その後巫女の舞があり玉串を捧げます、改めて一礼しご祈祷が終了します。

基本的な流れはこのような感じですが神社により若干の違いがあるようです。

七五三参りで必要な初穂料とは

七五三参りで神社にてご祈祷をお願いする場合に初穂料というものが必要になります。
初穂料とは何かというと神社でご祈祷をする際に必要なご祈祷料金のことをこう呼びます。

神社によっては玉串料という呼び方もされていますがご祈祷に必要な料金ということでは同じです。
この初穂は神様にお供えする稲や野菜等の農作物を指し、収穫で最初にとれたの作物を初穂として供えていました。

古くからこの初穂を奉納し催事に神様への謝礼としご祈祷を行っていました。
その後時代の移り変わりとともに初穂は農作物から金銭へと変わり今のように祝詞を読み上げご祈祷をしてもらう際の謝礼金となり初穂料という呼び方になっていったと思われます。

七五三の初穂料は神社によって違いますが3000円~8000円で兄弟一緒に受ける際は一人当たりの初穂料が少なくなっています。

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